藻類培養液 KW21
藻類培養液KW21の使用目的と特徴
KW21は、主に栽培漁業において幼魚や二枚貝の飼料となる微小藻類を培養するために用いられます。KW21が開発されるまでは、たから培養液や自家調整された培養液が用いられてきました。しかしながら、たから培養液は本来海苔の糸状体用の培養液であり、微小藻類の培養専用ではありませんので、微小藻類の培養に最適とは云えませんでした。また、培養液を自家調整する場合は、窒素、リン、従量金属類、ビタミン類など多くの成分を調合する必要があり、手間が掛りました。KW21は、培養液の調合の手間を省き、藻類の高い増殖を提供いたします。
【KW21の特徴】
- ○ 各種栄養塩を吸収しやすい形で一液化していますので、面倒な培養液調合の手間を取らせません。
- ○ 複合アミノ酸・複合ビタミンを使用していますので、安定した増殖を行うことができます。
- ○ 珪藻増殖後のピーク濃度を長く保持しますので、使いやすく安心です。
- ○ 海苔糸状体用「たから培養液」よりも微小藻類の増殖性能が高く、また「たから培養液」の約2倍の高濃度調整剤になっています。
【製品規格】
1Lポリ缶×1本(段ボール詰め)
1Lポリ缶×6本(段ボール詰め)
10Lポリバッグ×1ケース(段ボール詰め)
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【製造元】第一製網株式会社
含水ケイ酸ゲル ゲルカルチャー
ゲルカルチャーの使用目的
ゲルカルチャーは、魚介用養殖用飼料として珪藻類を培養・増殖する際に使用するケイ酸栄養塩の連続供給資材です。珪藻類の培養には従来はメタケイ酸ナトリウム等を適宜添加する方法がとられてきました。しかし、この方法は溶解作業が面倒で、ケイ酸分を高濃度に保つことが難しい等、作業面や管理面に欠点がありました。
ゲルカルチャーはこれらの点を改良し、含水ケイ酸ゲルを用いてケイ酸を連続供給するため、作業性・管理・安全性に優れ。珪藻類の増殖がきわめて容易になる商品です。
ゲルカルチャーはこれらの点を改良し、含水ケイ酸ゲルを用いてケイ酸を連続供給するため、作業性・管理・安全性に優れ。珪藻類の増殖がきわめて容易になる商品です。
【ゲルカルチャーの特徴】
- ○ 長時間連続してケイ酸の供給が可能。
- ○ 高いケイ酸濃度が維持でき、珪藻増殖ピークを高く維持することが可能。
- ○ 面倒な取り扱いや操作がなく、培養槽へのケイ酸供給が容易。
- ○ 粒状品でゲル状ケイ酸分が100%のため、ケイ酸の放出状況が容易に確認できます。
- ○ 溶け残りが再使用可能であり、全量放出後も残渣を生じません。
【製品規格】
1kgポリ缶×1本
1kgポリ缶×3本
1kgポリ缶×10本
15kg袋入り
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※お見積依頼、お問い合わせはこちらまで
【製造元】第一製網株式会社