ACN活動の紹介

つくり育てる漁業・人と技術のネットワーク ACN
特定非営利活動法人アクアカルチャーネットワークについて
1.概 要

全国の水産研究機関や水産増養殖業界に、顧客を有するメーカーや商社が、同業界異業種の勉強会の場として、1990年10月に任意団体としてACNは発足しました。

そして、2003年3月7日福岡県から特定非営利活動法人(NPO)として認可され、同年3月31日に法人設立登記しました。

2.目 的

この法人はつくり育てる漁業及び漁業資源の保護活動を啓発、支援するために、講習会や技術研修会等の教育啓蒙事業及び放流支援活動を行い、もって地域社会の漁業振興に寄与する事を目的とする。(定款 第1章総則第3条より)

3.主な活動

年5回の勉強会、隔年のACNフォーラム(福岡市)、同じく隔年の出張ACNフォーラム(各地)の主催、年2回の会報誌ACNレポート発行。

4.ACNフォーラム (福岡市)

主催  アクアカルチャーネットワーク(ACN)
後援  広島県種苗生産者組合、アクアネット誌(湊文社)、みなと新聞

「ACNフォーラム」は水産庁南西海区水産研究所(現:瀬戸内海区水産研究所)の故岡本先生の呼びかけに応じてクロレラ工業株式会社が隔年開催してきた水産種苗研究会をACNが引き継いで今日に至っています。

1995年以降の講演内容
第6回  1995年
会場 ホテルシーホーク&リゾート
(株)水圏環境コンサルタント 佐野氏『水処理における微生物制御技術』
広島大学 生物生産学部 室賀教授『海産魚の仔稚魚時におけるウイルス病』

第7回  1997年
会場 ホテルシーホーク&リゾート
長崎大学 水産学部 橘 教授『魚類の免疫学とβ-カロチン』
近畿大学 農学部 熊井教授『数種海産魚の養殖技術情報』   *種苗生産機器展示会同時開催

第8回  1999年
会場 ホテルシーホーク&リゾート
阪大微生物研究所 真鍋課長『イリドウイルスとワクチン』
下関市立大学 濱田教授『魚類養殖と流通』
日本栽培漁業協会 本間顧問『種苗生産技術の歩み』   *種苗生産機器展示会同時開催

第9回  2001年
会場 ホテルシーホーク&リゾート
日清飼料(株) 水産研究所 高橋主任研究員『種苗生産技術の歩み』
海洋科学技術センター 中島研究副主幹『深層水の利用』
北海道大学 水産学部 吉水教授『魚の病気とその対策』   *福岡県水産海洋技術センター視察 & 種苗生産機器展示会同時開催

第10回 2003年8月28日
会場 ホテルシーホーク&リゾート
韓国済州道海洋水産資源研究所 高 京民水産研究士『韓国養殖魚の現況』
東京水産大学 崎浦客員教授『水産養殖魚とマーケティング』   *マリンワールド海の中道 視察 & 種苗生産機器展示会同時開催

第11回 2005年8月25日
会場 ホテルニューオータニ博多
近畿大学水産学部 村田教授 『種苗生産の現状と将来について』
全国海水養魚協会 岩切顧問 『海産増養殖の現状と将来について』
グリーンコープ連合 河野企画本部長 『養殖魚等の流通と消費について』   *種苗生産機器展示会同時開催

第12回 2007年8月23日
会場 ホテルニューオータニ博多(日時、場所、演者は決定、演題は仮題)
水産総合研究センター 小松理事『世界から視た日本の水産の現状について』
水産総合研究センター 桑田氏『水研センターの現在と今後の研究について』
5.出張ACNフォーラム(各地)

高松市 1996年 上野製薬 研究部 柏木氏
「魚病とその対策&病原性大腸菌O-157について」
*香川県栽培漁業センター 視察

宮崎市 1998年 湊文社 池田編集長
「海外の種苗生産の現状と魚の流通」
*松本水産(株) 佐土原養殖場 視察

長崎市 2000年 長崎大学 萩原教授
「ワムシ耐久卵利用の可能性」
*長崎県総合水産試験場 視察

広島市 2002年 広島県水産試験場 飯田主任研究員
「種苗生産時期におけるヒラメの病害問題について」
長崎大学 多部田名誉教授
「中国におけるフグ類の養殖について」

大分市 2004年 水産総合研究センター 有元調整官
「最近の種苗生産状況とウイルス病の防除対策」
湊文社  池田編集長
「写真で見る世界の種苗生産・養殖事情」
*うみたまご(マリーン・パレス)バックヤード 視察
*水産庁水研C.上浦栽培漁業センター 視察

熊本市 2006年 富洋通商(株) 磯 由男 社長
「中国の海水養殖について」
八幡浜漁業協同組合 魚病研究室  水野 芳嗣室長
「海産魚における最近の魚病動向と対策について」
*きんぎょの館 視察

2007/04/01ACN事務局

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