日本でのトラフグ消費量の一考察

太平洋貿易株式会社
代表取締役社長 田嶋 猛

農水省の漁業生産量と財務省貿易統計等からデータを抜粋し、中国から輸入される[活魚と鮮魚ふぐ]をトラフグとみなし、それに日本国内で漁獲・養殖された数量を加えて、それらが全量日本国内消費としてトラフグ消費量を推定した。(図1、表1)  その結果、国内消費量は2001年をピークに減少し2004年の中国からの輸入のピーク時(中国産が日本の消費量に占める割合:49.6%)に一時的に増加したものの、その後も減少傾向が続いている。因みに消費量最大の2001年は1人当たり76gである。

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