2006年 ACN新年の挨拶

2006年 新年のご挨拶   NPO法人 ACN 代表 田嶋 猛

あけましておめでとうございます。平素からACNレポートをご支持いただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年の忘年会シーズンに入った11月末と12月初めに韓国ソウル市と台湾高雄市で結婚披露宴に出席する機会があったので紹介いたします。

先ず気になるお祝いの金額についてですが韓国では100,000won(11,000円)、台湾では10,000NT$(33,000円)を用意しました。別途各々20,000円程度の記念品を日本から持参しました。日本での披露宴のような宴席は韓国では特段無く出席者に食事券が配られ結婚式の後で併設のレストランで三々五々食事して散会、これに対して台湾ではホテルにて第一日目新郎側宴席に300人、第二日目は新婦側の宴席で900名の大宴会となりました。
料理のほうも前菜に続き、フカヒレスープから始める中華のフルコースでした。韓国、台湾とも引き出物は無く、韓国ではキリスト教式の結婚式の後で新郎新婦が民族衣装を着て男性側の親族だけに新婦を紹介するという男性優位の儀式がありました。台湾では結婚式は1ヶ月以上前に終わっておりどのようなスタイルであったか不明でした。以上の様子から読者の皆様は察しがつかれたかと思いますが韓国の新郎の父(私のの友人)は結婚式だけのために日本の友人を招くには申し訳ないと思われたようでその夜は多忙にもかかわらず日本料理店で忘年会をかねて我々日本からの客人のために一席設けることになりました。

官官接待を始め企業の交際費の減少が水産養殖業界の沈滞の一因といわれて久しく感じますが今回の台湾での900人(90卓x10人/卓)でのフルコースはある意味壮観で中国(台湾)人の底力を見せ付けられたような気がすると同時にアルコールの力もあったと思いますが日本でも豪快に宴会を行い、業界発展の起爆剤になりたいものだとついつい気が大きくなってしまいました。

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